TOPICS

あんこでおかず(味噌あんこ餃子)前編

2020.09.29

みなさんこんにちは。
美味しい秋の味覚に、暑さで疲れた体が元気を取り戻すこの頃、いかがお過ごしでしょうか?

秋といえばいろいろありますが、やっぱり食欲の秋ですよね。
そこで今回は「あんこでおかず」第4弾として餃子を作りました。

 

 

あんこ×餃子

材料は豚肉、ニラ、キャベツなどを使います。餃子の皮であんこパイ、なんて生ぬるいことはしません。ここはあんこを学問するあんこ大学ですから、やるからには徹底的にやります。

さらに今回は、そこらへんのおいしいあんこを餃子に入れるだけではなく、餃子に合うあんこづくりから行います。
この前編では新味あんこ作りの過程をご説明していきます。

 

 

新味あんこ作りの過程

あんこでおかず開発の流れ(あくまで一研究員のやり方です。)
① あんこに合わせる料理を考える
② 考えた料理とあんこの共通点を探す
③ 共通点からあんこに使う食材・調味料を決める
④ 試作と調整

 

① あんこに合わせる料理を考える

A.餃子が好きなので、餃子
ここでは先入観にとらわれず、自分があんこと掛け合わせてみたいと思う料理を考えてみてください。自分の好きな料理で考えると楽しいのでおススメです。餃子の皮とあんこを使ったスイーツは既にありますが、料理としての餃子は見たことがないので、あんこ餃子を作りたいと思いました。

 

② 考えた料理とあんこの共通点を探す

A.味噌
神戸では味噌だれで餃子を食べる文化があります。また、味噌あんがあるように、あんこと味噌の相性はとても良いので、味噌をあんこと餃子の懸け橋にします。

 

③ ②よりあんこに使う食材・調味料を決める

A.味噌、砂糖、酒、ゴマ、醤油、ニンニク、ゆで小豆
餃子用味噌だれのレシピをC●OKPAD様様で探し、参考にします。あんこを砂糖に置き換えるイメージで、甘辛なレシピを参考にさせていただきました。

 

④ 試作あるのみ

大体の糖度と味をイメージして配合を決め、試作→味見→修正→試作を繰り返します。試食して足りない味を足していきます。ここでの注意点は、あくまであんこが主役であり、あんこが感じられる配合に仕上げることです。

 

 

餃子に合うあんこの完成!

そうして出来上がったのがこちらの味噌あんです。

粒あんにしたのは、餃子にした時に、小豆のほくほく感があったほうが餃子のタネになじむと思ったからです。


お味は甘辛で、味噌の香りが最初に感じられます。そのあとに小豆の香りと味わいがだんだんでてきて、後味にはきちんとあんこが感じられます。
また、程よく香るニンニクが食欲をそそります。味付けも餃子に使用することを考え、濃いめに仕上げました。

ちなみに試作は2回行いました。味噌とあんこなので大体の味が想像でき、比較的簡単に作ることが出来ました。

 

 

後編ではいよいよあんこ餃子作りへ

さて、次回はついにあんこ餃子作りに取り掛かります!
お楽しみに😊