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あんこでおかず(味噌あんこ餃子)後編

2020.10.6

みなさんこんにちは

あんこ餃子を作っている時にふと思ったのですが、「あん」という言葉がさすものの幅ってとても広いと思いませんか?
あんこも「あん」、餃子の中身も「あん」、あんかけも「あん」で、どれも形状が様々です。
気になって調べてみると、なかなか興味深いものでした。

さて今回はいよいよあんこ餃子を作っていきます。

 

餃子の「あん」(=タネ)づくり

【材料】

・キャベツ
・ニラ
・ひき肉
・味噌あん(前編で作ったもの)
・調味料

 

【作り方】

まずは餃子のあんづくりです。
① キャベツとニラを粗みじん切りにする
② ひき肉と①をよく混ぜ合わせます
③ 前編で作った味噌あんこを入れてよく混ぜる
④ 塩や中華だしのもとで味を調える(なくてもよい)


※写真では少量ですが、実際はキャベツ・ニラ・ひき肉を混ぜたものの2/3量ほど味噌あんこを入れました


↑味噌あんこの小豆のつぶが見えます

 

包みます

「あん」が出来たら、餃子の皮で包みます。

 

焼きます

油をなじませたフライパンに餃子を並べます。

焼き目が付いたら水を入れて蓋をします
中まで火が通ったらふたを開けて水気を飛ばします

最後にごま油を回しいれ、香りを付けます

→お皿に出して完成!
見た目は普通の餃子に比べて茶色いです。においは餃子そのもので、食欲をそそる香りが研究室に充満しました。

 

 

さてお味は・・・


とっても美味しいです!
ちゃんと餃子でした。そしてちゃんとあんこでした。

シャキシャキとした野菜の食感、肉のうまみ、ニンニクとニラの香りの後に、小豆の味わいとほくほく感が続きます。
味噌の香りとあんこの甘味が餃子をマイルドにしてくれています。もちろんニンニクやニラのにおいもあるのですが、やさしい餃子という印象です。

松原教授のお口にもあったようでほっと一安心です。
これはあんこ好きはもちろん、あんこが苦手な方にも食べていただきたい一品です。

これからもあんこの可能性を追求し、「あん」のように幅広い分野で活躍できるよう、研究を続けたいと思います。