あんこコンテスト2020 ①【あんこコンテストが開かれるまで+コンテスト序盤戦】
研究員もこの日だけは普段とは違う顔つきをしている・・・
そう、その理由は年に一度のあんこコンテスト当日であるからだ。
この日のために、
毎日自宅で夜な夜な試作を重ねた者、
奥様に手伝ってもらった者、
食材集めに東奔西走した者、
工場に香りが充満するほどパンチの効いたあんこをつくり皆から顰蹙を買った者。
それも全てあんこコンテストで賞を飾るためである。
今年も大白熱したあんこコンテスト🔥
そのコンテスト風景をお伝えさせて頂きます📷
あんこコンテストのスタートは
まず一人一人アピールポイントを発表することから始まります。(緊張)
そして全員であんこを《試食》します。
それでは続いて今回のエントリーあんこのご紹介です✨
今年はどんな個性的なあんこが飛び出したのか!?
今回は№1~№4までをご紹介します!
開発者のコメントと共に、皆さんぜひご覧ください!
エントリー№1 黒餡
ある意味今回のあんこで一番のインパクトを放っていたこちらの漆黒のあんこ。なんとこのあんこの色の正体は竹炭と黒糖!無味無臭で栄養価の高い竹炭パウダーを使用しています。あんこのしっとり感がありながらも、良い意味で味の主張がないため、どんな食材ともマッチ!
■□■以下開発者のコメント■□■
このあんこを作った理由:黒色かっこええやん?
あんこのアピールポイント:竹炭×黒糖=真っ黒
何と合わせるのがオススメか:黒糖味が強いので饅頭に合います!かりんとう饅頭がおすすめ。
このあんこへの想い:目指せ100色の餡!の第一歩
松原あんこ大学の学生さんに一言:色から考えるのもいいですよ。白ベースなら素材の自然な色味が出ます。
エントリー№2 かぼちゃの煮つけ風あん
かぼちゃ餡をベースに改良し、かのこ豆を混ぜ込んだあんこ。かぼちゃの煮つけほど甘くなく、かのこ豆の食感が楽しいあんこです。このあんこをきっかけにおかず系あんこというジャンルを確立させるのが狙いです!
■□■以下開発者のコメント■□■
このあんこを作った理由:パンやお菓子だけでなく、おかずとして食べられるあんを作ったら販路が広がるのでは?
あんこのアピールポイント:甘さ控えめ(糖度40)にしているので、弁当のおかずにぴったり。
何と合わせるのがオススメか:幕の内弁当のおかず
このあんこへの想い:個人的にはかぼちゃの煮つけはあまり好きではありませんが、このあんこは適度な甘さで、おいしく食べられます。
松原あんこ大学の学生さんに一言:おかずとしても栄養たっぷりなあんこです。おかずあんこの入門編としてもおすすめです。
エントリー№3 塩トマト餡(パルメザンチーズ入り)
なぜ塩トマト餡にチーズが入っていないのか?チーズを入れたらもっとおいしいはず!という想いから誕生しました。一見あんことは相容れない二つの食材が融合し、「このあんこなら、世界に羽ばたいていける」そう確信させられたあんこです。
■□■以下開発者のコメント■□■
このあんこを作った理由:トマトとチーズが好きだから。
あんこのアピールポイント:塩トマト餡の中に、ほのかなパルメザンチーズが生きています。
何と合わせるのがオススメか:パンやサンドイッチ。朝食に。
このあんこへの想い:次に作るときはパルメザンチーズの割合を5倍増量したい。
松原あんこ大学の学生さんに一言:今回は偶然見かけたパルメザンチーズを使用していますが、もっとクセのあるチーズを使用しても問題ないと思います。
エントリー№4 栗 鹿の子
かのこ豆を焼酎を漬け込んだだけという、製作者の直球な性格が表れる大人なかのこ。お酒が苦手な方には刺激が強過ぎるかのこです。バニラアイスに添えれば一気に和食屋さんに出てきそうな大人スイーツに仕上がります。ラムレーズンと同じように、さまざまなスイーツにお使いいただけます。
■□■以下開発者のコメント■□■
このあんこを作った理由:栗焼酎【ダバダ火振】が、あったから。
あんこのアピールポイント:①栗焼酎を使用 ②大納言かのこを焼酎漬け。
何と合わせるのがオススメか:①酒のお供に。②バニラアイスに添えて。
このあんこへの想い:小細工なしの、真剣勝負。
松原あんこ大学の学生さんに一言:自然の恵み・大地の恵みに感謝。有難う。
次回のtopicsではエントリー№5~№10の
超個性的なオリジナルあんこをご紹介させて頂きます💡
皆さまお楽しみに!