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あんこに懸ける思い

2020.08.4

菜の花あんやホタルイカあん、あんこ入り卵焼きなど、松原あんこ大学ではあんこの可能性を研究し続けています。そしてそれと同時に、私たちは品質・味にこだわった美味しいあんこを作り続けています。今回は、私たちのあんこづくりに懸ける思いをお伝えいたします。

 

 

 

材料にこだわる

特別栽培粒餡は、小豆と砂糖のたった2つの材料で作ります。材料の質にこだわり、小豆は特別栽培小豆というものを使用しています。特別栽培小豆とは、農薬や化学肥料の少ない環境で生産された小豆のことです。お砂糖は北海道産の甜菜だけで作られるビート糖を使用しています。ビート糖はあっさりとした甘味が特徴で、あんこを食べた時の後味をすっきりさせてくれます。

 

 

 

 

職人の知識と経験

こだわりの材料の良さを生かし、美味しいあんこを作るにはやはり炊き方が重要になってきます。季節によって気温や湿度は変化し、小豆の状態も常に一定ではありません。

こういった小さな違いがある中でも、あんこ職人は自らの経験を生かし、常においしいあんこを炊き上げていきます。これは数値や文字で説明できるものではなく、暑い日も寒い日もあんこを炊き続けているあんこ職人にしかできないことです。

材料は小豆と砂糖。作り方は小豆をゆでて砂糖を加えて練り上げる。
やり方さえ知っていれば誰でもあんこを作ることが出来ます。しかし「おいしい」あんこを作るため、私たちは材料にこだわり、あんこと向き合い、研究と改善を日々繰り返しています。

 

 

 

挑戦と伝統

現在の日本はたくさんのおいしいスイーツであふれ、それと同時に和菓子・あんこ離れが進んでいます。あんこに興味を持ってもらい、あんこを食べてもらうために、私たちは新しい味や今までにない製法のあんこを作るようになりました。その一方で、以前と変わらずこだわりのあんこを作り続け、おいしいあんこを皆様の元へお届けしています。

世の中の人があんこに興味を持ち、こだわりのあんこを食べ「あんこってこんなにおいしいんだ」と知ってもらうことが私たちの目標です。
これからも新しいことへ挑戦しながら、私たちはおいしいあんこを作り続けていきます。