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紅葉と竜田揚げと三笠【あんこの旅(3)】

2021.11.18

皆さんこんにちは

11月といえば紅葉シーズンですよね。

 

 

●竜田揚げ、好きですか?

突然ですがみなさんは「竜田揚げ」は好きですか?

というのも、「竜田揚げ」は「紅葉」と関係があるのです。

竜田揚げは食材に下味をつけているため、揚げると茶色く色づきます。この様子が紅葉の名所である竜田川を連想させたことから、竜田揚げと名付けられたそうです。(※諸説有)

竜田川といえば百人一首でもその美しさを詠われるほどの紅葉の名所です。

ということで今回は竜田川のある「奈良県」へ行ってみましょう。

 

 

●奈良のほーせきでお茶しやん?

奈良県といえば

・奈良公園の鹿

・東大寺の大仏

・法隆寺

・吉野山の桜

・柿の葉寿司

・奈良漬

などが有名ですよね。日本には全23件の世界遺産があり、そのうちの3件を有する奈良県は全国1位だそうです。

自然が豊かで神社仏閣も多い奈良県では穏やかな時間が過ごせそうです。

 

 

●奈良県とあんこのつながり発見

そんな奈良県には「若草山」という山があります。「三笠山」とも呼ばれるこの山の形がどら焼きの形と似ていることから、関西地方ではどらやきを「三笠」「三笠焼」とも呼びます

ちなみにどら焼きは「銅鑼」という楽器に似ていることが名前の由来だそうです。

(地図上では「若草山」となっていました。)

 

 

●奈良県らしいあんこ作り

今回は三笠に合う奈良県らしいあんこを作っていきたいと思います。

奈良県には「柿」のイメージがあるので、無難に「柿あん」でもよいのですが、たまたま奈良漬けがあったので「奈良漬あん」を作ることにしました。

 

 

●奈良漬けあん

まあ大体美味しくできるだろうと思って作った奈良漬けあんですが、予想以上に美味しくて言葉を失いました。そしてこれがまた三笠に抜群に合うのです。あんこだけでも一瞬時間が止まるくらいには美味しいのですが、三笠にするとそのおいしさが異次元のものとなります。

 

おそらくですが、三笠の皮と奈良漬けに含まれるみりんの風味が、皮とあんこの味わいに一体感を作り出し、全体的としての味を見事にまとめ上げているのだと思います。甘いだけでなく、奈良漬けのコクが作り出す非常に深い味わいは、他では味わうことのできない極上で絶品のおいしさです。

いつもは味見にひと口程度しか食べませんが、味見どころか一個まるまるぺろりでした・・・!

 

また、奈良漬けの食感も斬新でクセになりそうです。やわらかい食感の三笠に、しゃきしゃきとした奈良漬けの食感が楽しいです。一度食べたら忘れられない。そんな非常に印象的な三笠が誕生しました!

 

 

●奈良県の新名物にぜひ・・・!

想像以上のおいしいさについ長ったらしく語ってしまいましたが、奈良県民の方のみならず、ぜひ日本全国の皆様方にこの奈良漬けあん入り三笠を食べてみて頂きたいです。

(奈良県民の皆さま、new奈良県銘菓として「奈良漬けあん入り三笠」いかがでしょうか?)

 

 

 

参考資料

◆京都調理師専門学校(https://www.kyoto-chorishi.ac.jp/blog/19358/)

◆奈良県の世界遺産(https://www.pref.nara.jp/secure/239357/part_03_02.pdf)

◆日本全国のおみやげデータベース おみや(https://omiyadata.com/jp/dorayaki-origin/)

 

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